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個人再生手続き

 先日、神戸地裁前の道路に報道陣が集まっていました。10年位前に神戸市北区の高校生が殺害された事件の裁判員裁判の1日目だったようです。

 

 個人再生手続の要件としては、反復、継続して、一定以上の収入があることと、このままでは破産するおそれのあることの2点といわれています。ですから無収入の場合は破産事案となります。過去に年金生活者の再生手続きをしたことがあり、自宅不動産のローンが残っており、住宅特則を付したのですが、別途アルバイトをして配偶者のパート収入込みで手続をした記憶があります。 

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

債務超過

 6月になり、近畿地方も既に梅雨入りしています。この週末に台風2号が接近するようですが、本州の南側が進路予想となっています。台風接近前の蒸し暑い日になりそうです。

 

  破産手続きの要件は「債務超過」「支払不能」の状態にであることと言われています。毎月の収入はあるものの支払いが追い付かない場合、債務超過の状態といえます。この場合、任意整理をするのか、再生手続をするのか、破産手続で処理するのか、処理の方針を決めなくてはなりません。概ね、ご本人の生活の状況を聞き取りさせて頂いて判断しています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

値上げ

暑い日が続いています。今月から当事務所は「クールビズ」で軽装での業務になっています。例年、極力、エアコンは使わないようにしています。

 

 電気料金の値上げのニュースがありました。住居費や高熱水道費、電話代は生活する上で、欠かせない出費なので、それ以外の支出を抑えることになりますが、まずは食費ということになりそうです。

 破産手続や再生手続きでは直近の家計収支表を裁判所へ提出しますが、漫然と生活をしている場合は無駄を省くと改善できる余地がありますが、ぎりぎりの生活状況の場合、別途収入を確保するか転職をしないと生活が成り立たないケースも見受けられます。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

アクリル板

5月の連休も過ぎて、梅雨までの間、日照時間も伸びて過ごし易い気候が続きます。

 

 破産手続や再生手続きで、裁判所へ書類をに行くことがあります。新型コロナの対策で書記官室のカウンターにアクリル板が置かれていましたが、撤去されていました。数年ぶりに見通しの良い書記官室となっています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

ウェブ通帳

自己破産や個人再生の債務整理をする場合、すべての所有口座の履歴を提出する必要があります。

申立てにいたる事務員の業務として、最も苦労するのひとつが口座の履歴提出です。

冊子の通帳の場合、1年以内に一括記帳があればその内訳の提出をお願いすることになるのですが、

ウェブ通帳の場合の履歴検索は、冊子に比べて容易ではあります。

最近は、多くの方がスマホでのウェブ通帳をりようされており、その場合、スマホからは1年分の履歴をPDFでダウンロードするのが難しいのが現実です。

多くの方はPCを所有せずに、すべてスマホのみのため、事務所のPCを利用してもらい、履歴のダウンロードをしてもらっています。

また、ダウンロードした履歴に関しても、銀行名や名義人、現在残高などすべての必要項目が記載されている履歴もあれば、履歴のみで必要項目が全く記載されていない履歴もあり、銀行によってまちまちのため、また苦労する面でもあります。(シャローム綜合法律事務所 事務員KA)

ネットバンキング

この週末から世間では「ゴールデンウィーク」に入ります。製造業に従事されている方は結構、休みが取れるのではないかと思います。逆にサービス業に従事されている方は忙しい時期になると思います。

 当事務所はカレンダー通りの予定で、後半に5連休が控えています。

 

 大手都市銀行で一部の手数料を引き上げるということです。10月2日からの予定だそうですが、今回は振込手数料を引き上げるようで、ネットバンキングは据え置きらしいです。ATMでの預金引き出しに手数料がかかるようになって久しいと思いますが、あの手この手で利益を上げようとする姿勢は民間企業であれば、当然なのですが、顧客にとっては堪ったものではものではないと感じています。

 破産手続や再生手続きで、申立人やご家族の通帳の写しを提出しますが、ネットバンキングの預金者も多くなってきています。出入金の状況を依頼者にお願いするのですが、形式や様式が様々で、裁判所への提出用に体裁を整える手間が掛かったり、依頼者に書式を変えて再提出をお願いすることも多いです。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

留学費用のために借入をし・・・

お客様は、高校卒業後、留学費用のために借入をしました。

その後、帰国後就職して、返済をしていましたが、アイドルのコンサートにのめり込んでしまい、

多額の債務を負ってしまいました。

その後、返済不能状態となり、当事務所に相談に来られました。

多額の換金行為もあったことから、個人再生の手続きのご依頼を受け、

無事に認可決定を受けました。

お客様からは、「質問メールにもすぐ返信を下さり、安心して相談することができました」と評価していただきました。

カジノ

 神戸の公立学校では入学式も終わり、新年度が始まったと実感するようになりました。

 

 政府は大阪府が申請していた「統合型リゾート施設」(IR)したようで、順調にいけば令和11年秋頃から冬頃に開業予定とのことです。

 懸念はギャンブル依存症ですが、破産・再生手続きをされる方の一定数に依存症と思われる方がおられることです。現状、競馬、競輪、競艇、パチンコ、パチスロです。以下、個人的な想像ですが、多分、費やする額が大幅に増加するかも知れません。個人の経済観念の問題なのですが、ギャンブルで身を亡ぼす方が増えないことを願っています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

受任後の転職

 天気が悪く、神戸は終日雨模様です。裁判所の桜も見ごろを過ぎて、この雨で散ってしまいそうです。

 

 破産・再生手続きの委任を受けた方で、転職をされる方がいるのですが、再就職が決まらないと方針が維持できるのか判断に困るケースがあります。

 特に個人再生手続きでは「継続して一定以上の収入が」があることが必要です。また、収入から住居費や光熱水道費などの生活必要経費を差し引いて、再生計画の予定額以上の余力がないと申立てが困難になります。

 逆に転職で高収入が期待できる場合は、任意整理で処理できることになります。いずれにしても受任後、再就職が決まるまでに相当期間を有する場合は、事件の維持が困難になります。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

貸金の総量規制

月も終わりに近づき、もうすぐ、4月です。卒業や就職、入学や転勤などで新たな旅立ちをされる方も多く、出会いと別れの時期です。満開の桜を見て感傷的になるのは自分の経験が甦るからかも知れません。

 

 新卒で就職される若い方々は、初めてクレジットカードを契約されることもあると思います。貸金には総量規制というものがあり、年収の3分の1を超えての貸付は原則、禁止されています。

 しかし、この規制は銀行ローンやクレジットのショッピングは対象外なので、ご注意下さい。特にスマホが普及して簡単にクレジット契約ができるようになっていますし、リボ払いということで、支払額に無頓着になりやすいようです。ゲームの課金などで、多重債務に陥って債務整理の相談に来られる方も少なくないです。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)