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ブログ

管轄裁判所

東京の桜が満開だそうで、過去2番目に早い満開情報だとのことです。選抜高校野球も始まり、神戸市北区に鳥取生まれのコウノトリが飛来していたようで、渡りの季節ともなり、春本番となりました。

 

 神戸地方裁判所には現在、伊丹、尼崎、明石、柏原、姫路、社、龍野、豊岡、洲本の9つの支部があります。大半は江戸末期の藩庁があったところで、伊丹城、尼崎城、明石城といったふうに城下町が多く、昔からの行政割に従っているようです。ちなみに篠山市には簡裁があります。

 管轄域内に住民票がある場合、その裁判所に申することになるので、浜坂や温泉町に居住されている方の破産、再生事件などは豊岡支部に申立てをします。過去に龍野支部に破産申立てをした際に、裁判所の都合で姫路支部に移送されたことがあります。

 改めて兵庫県は広いと感じます。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

法律相談時のマスク着用

3月は「弥生」と言われます。陰暦(旧暦)の3月を意味するようで、語源は「草木の芽吹「いやおい」から「やよい」となったという説が有力なのだそうです。昨日、事務所の近くでヒヨドリが鳴いていました。いつもの「ヒーヨ」ではなく春特有の美しい鳴き方でした。

 

 新型コロナウイルス感染症の第8波も少し収まってきました。日常生活でのマスクの着用について、いろいろな意見を見かけます。

 当事務所では、年末から年始にかけて、破産事件や個人再生事件での打合せが延期になる事態が数件ありました。原因は依頼者の職場で発症者が出たことでした。まだ、毎日、日本全国で1万人以上の新規感染が報告されていますし、収束とまではいかないようです。。

 法律相談は基本的に対面で行っていますので、マスクはまだ外せません。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

個人情報

 春めいて来ました。家の近くの桜が咲き始めています。この桜の木は毎年、早咲きをするのですが、この木のみ、今年も早く咲いています。

 

 先日、当事務所で破産手続きをされた方から久しぶりに連絡を頂きました。内容は破産者マップのことで、試してみると住所氏名が表示されたというものです。ピン止めされており、ピンをクリックすると情報が出るというものです。

 破産者マップは2018年12月にネット上に登場し、翌年に閉鎖されたのですが、その後も何回も登場しています。 

 情報を消すにはビットコインで5万円を送金すれば、ピンをクリックしても内容が出ない、10万円を送金するとピン自体が消えるという、きわめて悪質な商売と考えられます。個人情報保護委員会は破産者マップ2023に対し本年1月11日に刑事告発をしていますが、ネット上のことで、運営者が特定できないということです。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

転職

 神戸は今日も寒いです。昨日は雪が舞っていましたが、今週末は少し、寒さが和らぐようです。  

 

 時々、債務問題で相談に来られる方で、勤務先を退職するという方がいます。 勤務先からの借入があり、任意整理が困難な場合、自己破産や個人再生といった法的手続をするとなると、勤務先に知られることになるので、いづらくなるというのです。

 法的手続きを取っても、会社から退職を促されたりすることはあり得ないことなので、気にしない方が良いとは思いますし、転職といっても条件の良い職場に巡り合えないこともあります。転職は慎重に考えて欲しいものです。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

阪神淡路大震災での援護資金貸付の免除

年末に兵庫県や西宮市や明石市、尼崎市など9市が返済の免除決定をしたようです。神戸市は2021年に免除の決定を出しています。震災から27年以上経っています。当時、借入した人も高齢となって来て、実質、返済は困難と思われるので、やむを得ない措置と考えられます。 

 

 地震後、10年から15年位まで、破産手続をされた方の破産原因は直接、関節を含めて大半が震災関連とのことでした。勤務先の被災、廃業や居住家屋の被災で止む無く転居、自宅の建て替えや補修で二重ローンを組まざるを得なかったというようなケースです。

 最近の新型コロナ禍での生活資金貸付を利用されている方や、ウクライナ情勢に関連した物価高など、今後、何年にもわたって債務超過の原因となりそうです。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

                          

債権者からの本人確認の問い合わせ

早いもので、もう2月になりました。検察庁の茂みの所に、ツグミの姿が見えました。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの陰に隠れていますが、鳥インフルの影響と思われる野生のカラスの死骸が王子動物園で見つかり、動物園が、急遽、休園になったようです。

 

 債務整理問題で委任を受けると、弁護士が委任を受けた旨の通知書を債権者に発送します。

 通知書には依頼者の住所、氏名、生年月日を記載していますが、契約時の申し込み時の情報で債権者は顧客管理をしていますので、転居後、債権者に住所変更の手続をしていないと同姓同名の別人かもしれないということで、旧住所の問い合わせがきます。旧住所の番地までは覚えていないという依頼者もいますので、債権者の情報と一致する他の情報、携帯電話や固定電話の番号や免許証番号などで、特定することもあります。

(シャローム綜合法律事務所 事務員K

白紙の戸籍謄本

 神戸では、今冬、最強寒波は峠を越えたようですが、年明けから借金の相談が多数寄せられています。物価高で、厳しい生活が強いられていると感じています。

 

 以前に地域の財産区の理事の方から、墓地の管理の担当になったが、連絡先の分からないものが多くて困っているとの話しを聞いたことがあります。

 お墓ごとに、相続人を探していく作業をその方が地道にされていたのですが、その過程で、名前と生年月日しか記載されていない白紙の戸籍謄本が出てきたとのことで、見せて頂きました。時期的に、神戸の空襲で焼けた分の再製のようでした。死亡記載がないし、除籍されれば斜線が入るはずが、斜線もないので その方の生死が不明?の状態でしたが、生年月日から当時の最高齢者の年齢を超えていたので、印象に残っています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

浪費により借金が高額になり・・・

お客様は、時計や車などの浪費により借金が高額になり、返済不能状態に陥りました。

すべてが浪費のよる債務であったため、管財人が選任される可能性がたかかったため、

お客様の要望で個人再生の手続きによる債務整理をすることになりました。

(さらに…)

相続手続き未了

今週末から来週にかけて、非常に寒くなる予報です。

 

 債務問題で相談を受ける際に、相続の有無をお聞きします。ご両親のどちらかが亡くなられている場合で、不動産を被相続人名義のままにしているケースがあるからです。その場合、法定相続分を計算して財産とすることになります。

 再生手続きでは清算価値に組み入れて処理します。破産手続きでは管財事件とになることが多いです。

 相続手続きが面倒とか登記費用が勿体ないという理由で、手続を先延ばしにしていても、余り良いことがないと思います。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

新年

新しい年が始まりました。新型コロナウイルスの感染が拡大中です。第8波ということで、昨年末頃から感染したという話をよく聞くようになりました。

 

 債務問題で委任を受けると、初めに各債権者に通知を送るのですが、最近、郵便不可という業者が出てきました。メールでの送付を希望されています。個人的な主観ですが、業者にとっては事務処理の円滑化という目標もあり、更に郵便料金の高騰もあると思いますが、対応しきれない事務所もあるかと思います。

 スマホの普及に伴って便利な社会になって行くのかもしれません。ポイント付与の件もそうですが、不要なサービスを押し付けられているように感じてしまいます。取捨選択することにも疲れてしまうことがあります。

 不便さを楽しむ心のゆとりが否定されているように感じて、ルソーの「自然に帰れ」という言葉を思い出します。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)