2021/07/15
20代の若い人が債務問題で相談に来られる場合、これまでに聞いた話では
、次の内容が多かったように思います。
1 就職してそれまでの親からの小遣制だったものが、貰った給与を全部自
分で使えることになった。
2 社会人になってクレジットカードを持つようになった。
3 一人暮らしをしたかった。
その結果、
自動車をローンで購入して、付随の諸費用(駐車場代やガソリン代、保険
、
税金など)の負担を余り考慮していなかった。
自炊することなくクレジットで外食をしていたり、食料品を買っていた。
親の目を気にすることなくスマホをいじってゲームにはまり、課金してしま
った。
これらの場合、後日、クレジットの明細を見て、当初の予想を超えて支払が
かさんだりして慌てるのですが、次の給与で払えるとか、次の賞与で払えるの
で何とかなるということで、楽観視して、自転車操業的に債務が増加してしま
うということです。
就職しても、一定期間、親元で生活をして、経済的な体力をつけてからとは
考えられないところが、若気の至りということなでしょう。
(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)